社長ブログ

どこまで責任があるのか?

2016年03月02日

平成19年認知上の老人が家族が少し目を離したすきに徘徊し電車にはねられ死亡した。事故でJR東海は家族に対して電車を遅滞させた賠償請求の裁判を起こした。その判決が昨日最高裁第三小法廷で言い渡された。遺族側勝訴。遺族の管理責任外を認めた判決となりました。一般論からすれば、色々あるにせよ当たり前だと言う人も居るかもしれません。しかし、認知症の人が第三者に損害を与えた場合の救済が図れない事が多くなる。これまでの民法は第三者に損害を与えた場合の「セーフティーガード」として機能していた。判決は監督義務者らの範囲をかなり狭くとらえている。「賠償責任を負う者が誰もいない」というケースが増え損害を与えられた方は泣き寝入りと言う事になり兼ねない。救済の仕組みを早急に考える必要がある。遺族の気持ちは痛いほど理解します。その上で被害者の救済を考える必要があるのではないでしょうか。

 

カテゴリー