社長ブログ

海の墓標

2019年03月26日

最近、相次いで第二次世界大戦中に喪失艦は発見されている。「大和」「武蔵」「比叡」だが捜索もされていない海軍のおもな艦船だけ喪失船は500隻余、徴用され商船も2500隻が犠牲になっている。「日本海軍艦船喪失一覧図」を見ると海の底から無念の声が聞こえてくるような気がする。戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、海防艇、護衛艦など広大な太平洋全域に艦名と沈没した地点、日付が書き込まれている。日本がいかに悲劇な戦いを繰り広げていたか一目でわかる。大戦の海の犠牲を、政府はずっと放置、傍観してきた。陸の遺骨取集に費や労力や資金のいっくらでも、海に回すべきだ。「武蔵」「比叡」は日本社会が忘れたこの問題に米国の民間人(富裕層)が一役買うという皮肉な展開だ。もちろん莫大な資産が有っての事だが、そこに歴史に対する洞察もうかがえる。日本の富裕層がこういう試みに乗り出すと言う話は聞いた事が無い。残念な事だ。月旅行第一号なんて言っている社長も居るがもう少しこの様な事にお金を使って欲しい。

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