\カーテンは日々の生活の中で欠かせない存在です。
毎日休むことなく働き続けているカーテンですが、日々のお手入れはあまりされていないのが現状です。
特に一人暮らしの男性の方の部屋のカーテンは、ヒドク汚れている場合がほとんどです。カーテンは案外簡単に洗濯できるのです。
ここでは、レースのカーテンの洗濯方法をご紹介します。
【カーテンの洗濯の注意事項】
@ 縮み
洗濯マークがOKでもカーテンは縮むことがよくあるので、基本的に乾燥機の使用はやめた方が無難です。
特に綿素材のカーテンは縮みやすいので要注意。ドライマークのカーテンはプロにお願いするようにしてください。
A 破れ
カーテンは紫外線などの影響で生地が弱っている場合があります。
見た目では破れていなくても、洗濯するとボロボロになることがあります。
カーテンを洗濯する場合は、少し手で引張ってカーテンの強度を確認するとよいでしょう!強く引張ると大きく裂けるので注意してください。
もし少しの力でビリッと裂ける(破れる)ようなら洗濯するとボロボロになる可能性があります。
その場合はできるだけカーテンに負担をかけないように手洗いをしてください。
【カーテンの洗濯方法】
基本的にカーテンの洗濯は、汚れ具合や生地の強度によって変えて洗うことが一番です。
小まめに洗濯しているあまり汚れていないカーテンは、洗濯ネットに入れて洗濯機のドライコースで洗ったり、洗濯桶などでの手洗いでも十分です。
何年も洗濯していないカーテンなら、粉末酸素系漂白剤を使用して何回も洗う必要があります。
また、生地が弱っている場合は強い機械力やアルカリの漂白剤を使用するとバラバラになる可能性もあります。
特にカーテンは、何年も使用するモノなので、汚れや生地の状態を確認し洗濯方法を選ぶことが大切です。
生地の傷み具合、汚れ具合に合わせて
【ヒドク汚れたレースカーテンの洗濯事例】
約数年間洗ったことがないレースのカーテンを洗濯しました。
ヒドク汚れているカーテンで黄ばみも発生していますが、キレイになってもボロボロになれば何にもなりません。
生地の目立たない所で少し引張りながら生地の状態をチェックし、問題ないので洗濯機で洗うことにしました。
@ まずカーテンフックを外します
カーテンフックをつけたまま洗濯するとフックがレース部分に引っかかり破れてしまいます。必ずフックを外してから洗濯してください。
また、マレにフックを縫い付けているカーテンがあります。
この場合は糸を切ってフックを取り除くか、下記の図のようにタオルをかぶせてヒモなどで
しっかり結ぶとフックによる汚れなどが防げます。(この場合は、できるだけ弱回転で洗ってください)
A 洗濯にお湯(水)を入れ洗濯液を作ります。
汚れがヒドイ場合は、お湯(35〜40℃)を入れ、洗濯洗剤と粉末酸素系漂白剤を規定量いれます。今回は汚れがヒドイので、粉末酸素系漂白剤を約50t入れました。
カーテンの汚れ具合や生地の状態により、洗剤、漂白剤、洗濯機の回転などカーテンに合わせて洗濯してください。また洗濯ネットも有効に利用してください。
B カーテンを洗います
洗濯液が真っ黒になる場合は、約5分ぐらい洗濯後、一度洗濯液を捨てAの方法で洗います。今回のカーテンは3度洗いをしました。
ここまで汚れる前に最低半年に一回は、洗濯するようにしましょう!
すすぎ完了後、お好みで柔軟剤を使用します。脱水は、2,3分脱水すれば十分です。
C カーテンレールに取り付けて自然乾燥をします
見違えるようにキレイになりました。
乾燥機に入れると、破れや縮みなどが発生しやすくなるので自然乾燥がおすすめです。
上記の方法は、基本的にプロのクリーニング店での洗濯方法です。
もしクリーニング店にカーテンをお願いして、黒ずんで戻っている場合はドライクリーニングで洗っていると思われます。ポリエステル系のレースのカーテンなら大抵水洗いができるので、レースのカーテンをキレイにできないクリーニング店はあまりおすすめのお店ではないですね
レースのカーテンの洗濯は、温度と粉末酸素系漂白の
使用がポイントなのね!
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